ザ・ファイブ・ブラッズ(233本目)
「ザ・ファイブ・ブラッズ」(2020、アメリカ、原題:Da 5 Bloods)を観ました。
2時間半という最近公開されている映画の中では珍しく長い尺。
スパイク・リー監督についてほぼ予備知識ありませんが、素直にとてもよくできた作品です。
元々は2013年に書かれた「The Last Tour」が原作。白人を主人公にしたものだったそうです。2014年にオリバー・ストーン監督が進めましたが、撮影に漕ぎつけることができませんでした。
スパイク・リーは1984年に出版された書籍「Bloods: An Oral History of the Vietnam War by Black Veterans」に大いに感化され、この本の内容を今作に含めたそうな。
ここまでやるともうほぼスパイク・リー脚本・監督作品に近いのではないかなと。クライマックスを観るとさらにそう思えるかも。
そういった予備知識を頭の片隅に置きながら観ると、もっと面白く観れると思います。