Mo/モー(306本目)
「Mo/モー 8エピソード」(2022、アメリカ)を観ました。
書くのが随分と遅くなってしまいました。
本当はベター・コール・ソールのシーズン6を見ていたのですが、この頃まだエピソードが完結していないことに気づき急遽変更。
ネットフリックスってApple Tvみたいに「0月0日にエピソード0配信」みたいな感じでしたっけ?記憶違いかもしれませんが、エピソード丸々配信開始していたような気もします。コロナとかウクライナとかで色々遅延している関係もあるのでしょうか。
話は戻ってMo/モー。全然予備知識がなかったのですが、アメリカでは有名なコメディアンなんですね。ネットフリックスでも他に何本か映画もあるようです。
ベター・コール・ソウルのソウル・グッドマン(ボブ・オデンカーク)もそうですし、アメリカではコメディアンが役者さんになるパターンが多いですね。確かにコメディアンで有名になれるなら役者業もできそうですし。
何はともあれ、Mo/モーは普通に面白かったです。30分という長さはテンポ良く観れるし、人種問題もそこそこに伝えられているので良いかと。
コペンハーゲン、シーズン4(298本目)
「コペンハーゲン、シーズン4」(2022、オランダ、原題: Borgen)を観ました。
ネタバレがあります。
シーズン3が終わったのが2013年。そこから9年かけてネットフリックス名義でシーズン4が作られました。
まず何よりも驚いたのは、主人公のビアギッテ・ニュボー(シセ・バベット・クヌッセン)が全く老けていないこと。何ならシーズン3よりスリムになっている感も。もちろんうまく作っているのでしょうが、それにしてもすごい。
内容は2022年なのでコロナやウクライナ問題も反映されており、その中でのデンマークの立ち位置を考えさせられる内容。
シーズン1から3までは理想とする政治家「ビアギッテ」が描かれており、本当かなと思うシーンも。比較して今シーズンでは、権力を離さないようにするビアギッテの苦悩を描いています。
そしてもう一人の主役カトリーヌも同じように表舞台に戻り、そしてビアギッテと同じようにもがき苦しんでいく様が描かれています。シーズン3まで勢いのあった人たちが、今の世の中に一生懸命に合わせるように生きています。
最終的にビアギッテはうまく立ち回り良い結末に。対してカトリーヌは精神的に壊れてしまうが最後は家族に助けられます。
2022年なのでコロナ、ウクライナと様々なSNSが登場し、9年前とは違うように世の中が進んでいく様が見られます。
カトリーヌは見ていて苦しかった。あのような状況で全てを受けてしまうと、やはり壊れてしまうんでしょう。ソーレンという良い夫と家族がいたから、まだ救われたのかも。シーズン1のように独り身だとどうなってしまっていたのでしょう。そしてこういう時は本当に家族がいたほうが良いのか。時に家族は負担にもなります。実際そういう場になってみないと分からないことも多いですが。
色々私の経験と重なる所もあり、観ていて苦しい場面もありましたが、最後はビアギッテがキレイに締めてくれました。
BORGEN、シーズン1〜3(290本目)
「BORGEN」(2012、デンマーク、原題: Borgen)を観ました。
ドラマ中に出てくる環境問題やLGBT等の話がなんか古いなと思ったら2012年の作品でした。10年前なのにそれを感じさせない街並みや家のインテリア等。さすが北欧という感じ。きっと海外の方たちが日本に惹かれるのと同じ原理かなと。隣の芝生は青く見えますもんね。
70カ国以上で放映されているらしく、内容はとても面白かったです。ただ多くのドラマで言えることですがシーズン1が一番面白いですね。一番気合が入っているというか。もちろんシーズン2、3も素晴らしい出来ですが1と比べると少し劣るかなと。これはノスタルジックのような気持ちがあるからなのでしょうか。
何はともあれBORGENは面白かったです。シーズン4はネットフリックス名義らしいので、このまま一気見します。
ローマンという名の男 -信念の行方-(260本目)
「ローマンという名の男 -信念の行方-」(2017、アメリカ、原題:Roman J. Israel, Esq.)を観ました。
デンゼル・ワシントンは好きな俳優の一人。今回も名演技でした。
もし英語が母国語だったら、もっと彼の良さがわかったのかもしれません。
脚本も良作。善人がちょっとした事で道を踏み外すのはよくあるパターンだが、その後の展開が目新しいものでした。
途中冗長なところが少しありますが、デンゼル・ワシントン好きな方にはおすすめできる作品。