ターニング・ポイント(256本目)
ベター・コール・ソウル、シーズン5(255本目)
「ベター・コール・ソウル、シーズン5」(2020、アメリカ、10話、原題:Better Call Saul)を観ました。
このドラマは既に見たのですが、シーズン6が解禁されたので復習を兼ねて10話観了。
「ベター・コール・ソウル」は有名なドラマ「ブレイキング・バッド」のスピンオフ作品。「ブレイキング・バッド」のいち出演者がメインのストーリーなのに、シーズン6まであるのはすごくないですか?
私は「ブレイキング・バッド」も大好きですが、どちらかというと「ベター・コール・ソウル」のほうが好きかもしれません。
ソウル・グッドマン(ボブ・オデンカーク)とキンバリー・"キム"・ウェクスラー( レイ・シーホーン)の絡みは面白いし、マイケル・"マイク"・エルマントラウト(ジョナサン・バンクス)の私生活も面白い。
当たり前ですが「ブレイキング・バッド」で描かれない背後のストーリーも味があって面白い。そう考えるとやっぱり「ブレイキング・バッド」はとても良い作品なんでしょうね。
さあシーズン6を見始めます!
華氏119(245本目)
「華氏119」(2018、アメリカ、原題:Fahrenheit 11/9)を観ました。
マイケル・ムーア監督の作品を、しっかりと観たのは初めてかも。
ネットフリックスで色々なドキュメンタリーを観ていますが、この作品はずば抜けて面白い。
トランプ元大統領という話題に尽きない題材をテーマにしていることもありますが、2時間という長さでも全く飽きずに観了。さすがマイケル・ムーア監督と言ったところでしょうか。
他のドキュメンタリーとどう違うのでしょう。
ナレーション?絵の繋ぎ?視聴者への問いかけ方?答えは見つからないので、監督の他の作品も観てみよう。
ガラスの城の約束(244本目)
「ガラスの城の約束」(2017、アメリカ、原題:The Glass Castle)を観ました。
以下ネタバレがあります。
「ボーダーライン ソルジャーズデイ」で書いたように、テイリー・シェルダンよろしくアメリカの闇を描かいている作品。
2時間というそれほど長くない尺の中でストーリーのアップダウンがあり、家族の喜怒哀楽が観れます。
ただテイリー・シェルダン作品のように闇のまま終わる事はなく、それなりにハッピーエンドで終わるところがエンタメ向けかと。
個人的には救いようのない闇のまま終わり、鑑賞後に浸れる作品だともっと良かったと思います。ただ実話ベースなのでそれはできなかったのかな。
無頼(237本目)
「無頼」(2020、日本)を観ました。
ヤクザ、ギャングや戦争ものはついマイリストに入れてしまいます。男の子なので仕方ない。
本作はイマイチですかな。
2時間25分という長い尺なのに、登場人物が途中で誰かわからなくなることも。
50年分ぐらいの長い期間を描いてるので仕方ないですが、もう少しスポットを当てる人を絞った方がエンタメとしては良かったのかも。
ネットフリックスなので世界に公開されているのでしょうが、アジア人の顔の区別がつかない国の人が見たらもっと混乱するのでは。
淡々と進んでいくストーリー。戦後こうするしか生き残れなかった人達がいたという、史実的なものとして見るにはいいかも。でも舞台の細かい描写はとても良かったです。